2011/02/13(日) 21:27:15
[小沢一郎] 民主党~「後援会なんて煩わしいだけ」という勘違い議員ばかり
党内には無責任体質が蔓延2度の落選経験がある中間派の1年生衆院議員は「選挙は小沢のやり方しかない」と断言する。小沢流とは「1日50カ所の辻たち」「演説より1対1のふれあい」といった“ドブ板”選挙だ。
ドブ板で強固な支持者を組織できれば、どんな逆風が吹いても、民主党に一票を投じてくれる。風に左右されない選挙ができる。だから強い。そういう意味だが、若い民主党議員はドブ板が嫌いだ。一昨年に大量当選した1年生のほとんどが、自前の後援会をつくっていない。
「小選挙区制は2大政党のAかBかを選ぶ選挙だから、大政党の名前があれば十分と思っているのです。枝野官房長官は『後援会なんてしがらみで煩わしいだけ』と言っています。凌雲会(前原グループ)の若手は、みんなその教えに従っている」(前出の中間派議員)
彼らは自分の選挙区で地方議員を増やすことも「煩わしい」と思っている。
「地域に密着した優秀な地方議員をつくるには、人材を発掘し、育て、面倒をみなければなりません。しかし、民主党の国会議員はそれを煩わしく感じているだけでなく、『ヘタにいい人材を地方議員にしたら、自分の地位が脅かされる』というメンタリティーを持っている。これでは地方選挙は勝てません」(地方県連幹部)
後援会という名前が仰々しいなら、サポータークラブでもいい。
「とにかく『この人ためなら』としゃかりきに動く人が40人くらいはいないと選挙にならない」(ベテラン秘書)
大敗した愛知のダブル選挙で、岡田幹事長は投票1週間前に国会議員に電話作戦を指示したが、電話番号簿はハローページ(電話帳)を破いたものだった。「普通は後援会名簿だろう」(自民党議員)と失笑を買ったものだ。
前出のベテラン秘書は嘆く。
「民主党の国会議員は『ダメだったら次の政党』というズルイ考えの人ばかりで、党を育てる気がないんです。風に乗れるフレッシュな政党を渡り歩けばいいと思っている。地方議員なんていらないし、他人の選挙なんてどうでもいい。これでは民主党は強くなりません」
参院選惨敗の責任を誰もとらず、党内には上から下まで無責任体質が蔓延している。地方選惨敗は、結局は自分の選挙の苦戦につながる。しかし、そうした想像力すらはたらかない議員ばかりなのである。
【それみろ!小沢がいないと選挙に勝てない民主党】(下)より
(日刊ゲンダイ 2011/02/10 掲載)
自民党議員はどうなんでしょう?似たようなものでしょうが…。
しかし、小沢総理誕生を願うものの、こんな連中を引き連れてやっていのは大変だ。
※蛇足ながら…、50歳を過ぎて痛切に思うこと―
「人材を発掘し、育て、面倒をみる」という仕事。営業成績を上げるのも大切ですが、これほど難しい仕事はありません。その結果は、10年後、20年後にあらわれ、やり直しは不可。30代、40代の皆さん、心して励んで下さい。
【ゲンダイネット】
◆【それみろ!小沢がいないと選挙に勝てない民主党】
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2011.02.15 | URL | 川内ガラッパ #- [ 編集 ]
2011.02.14 | URL | 半造 #FXbBe/Mw [ 編集 ]