2009/01/13(火)
[麻生ネタ] 麻生首相に取り憑く3つの欲望

永田町に数多(あまた)ある格言のひとつに「総理大臣になったものは、必ず3つの欲望に取り憑(つ)かれるというのがある。最近の麻生首相を見ていると、まさにこの格言がピッタリ当てはまるようで面白い。
■第一の欲望〜「一日でも長く、総理の座にしがみついていたい」
戦後だけに限っても、麻生さんを含め、全部で30人が総理の座に就いているが、「もういいや」というまでやった上で「ハッピー・リタイヤメント」としたのは、佐藤栄作、中曽根康弘、それに小泉純一郎ぐらい。中には福田康夫前総理のような例外もあるが、この3人以外は、ほとんどが本当は「あと一日でも長く」居座っていたかったのに、泣く泣く総理の座を降りている。
誰もが就任直後に解散・総選挙を打つはずだと思っていた麻生総理だが、なぜかいまだに居座りっぱなし。いろいろと「屁理屈」をこねても、要は「一日でも長く」総理の座に座っていたいだけなのだ。
■第二の欲望〜「自分の手で解散・総選挙を行い勝利することだ」
逆に言えば、「勝てそうもない」と思ったら逃げまくるわけで、このあたりは、10日に行われた内閣記者会のインタビューで、解散の時期について「(自民、公明)双方にとって一番いい時期を選ばないといけない」と実に正直に答えている。どうやら麻生さん、選挙に勝ちたい一心で、「国民にとって」ではなく、「自公にとって」一番いい時期を懸命に模索中らしい。もっとも、こんな状況では「いい時期」など永遠に来ないだろう。
■第三の欲望〜「後世の歴史に名を残す」
歴代総理の中も、この願いがかないそうな人物はそう多くない。でも、麻生さんの場合、これはあまり頑張らなくても実現する確率が高い。なぜなら、このまま迷走状態で解散・総選挙に追い込まれた場合、惨敗⇒野党転落で「自民党最後の総理」となる可能性十分だからである。政界のスズメたちの間では麻生さんを「平成の徳川慶喜」などと呼ぶ声も出始めている。
(伊藤 惇夫=政治アナリスト)
(日刊ゲンダイ 2009/01/13 掲載)【伊藤惇夫の自民民主全面戦争の深読み】より
今日の衆院第二次補正予算案の審議で大モメなのに、ニヤニヤしっぱなしの麻生さん。余裕なんてあるはずがないのに、どうかしているとしか思えない。
支持率は20%を切り、不支持率は70%を超えた。国民は「もうあんたの顔は見たくない」と言われている。
この時期に、「韓国に何しに行ったの?」〜行く必要性が全く感じられませんが…、これで支持率回復を狙おうとしているらしい。
【今日のゲンダイネット】
●麻生と心中か麻生を切るかの岐路
●渡辺離党“自民崩壊”加速
●ソニー「1000億円規模」営業赤字
●朝青龍 2ちゃんねる殺害予告騒動
(日刊ゲンダイ 2009/01/13 掲載)

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