2008/11/06(木)
[政治(自民党政権)] セレブだけが喜ぶ史上最大の住宅ローン減税
麻生経済対策の大ペテン=2=追加(経済)対策で、“史上最大”の冠が付けられた住宅ローン減税。国交省はこの対策で住宅着工戸数を8万戸押し上げ、4兆円の経済効果があると試算するが、得するのは金持ちだけなのだ。
現行の住宅ローン減税は、ローン残高2000万円を上限に、10年間で総額160万円まで所得税額から差し引かれる。それを今回、残高の上限を5000万円〜6000万円程度まで引き上げ、控除額は最大600万円に拡大する。それで史上最大というわけだが、いくら控除額が増えても、庶民には恩恵ゼロだ。
経済ジャーナリストの荻原博子氏が言う。
「住宅購入が多い35〜40歳の年収は500〜600万円ぐらい。専業主婦で子供2人のモデルケースなら、年収500万円で所得額は6万円です。これが丸々控除されても、10年間の合計は60万円。年収600万円でも税額は10万円ぐらいで、10年間の合計は100万円です。一般的な家庭は現行の最大160万円で十分なのです」
最大600万円の枠を使い切るには、毎年60万円の所得税を支払う必要がある。当てはまるのは年収1000万円以上のリッチ層だ。
物件の値段から見ても、10年で丸々600万円引かれるには、10年後のローン残高が6000万円ないとダメだ。ローンの金利から逆算すると、最低でも7500万円ぐらいの物件を購入しなければ恩恵はない。
「麻生政権が掲げる住宅減税は、“セレブ減税”なのです。年収1000万円超で億ションを買おうという人たちを優遇するだけ。庶民には関係ないし、そもそも今、住宅を買うべきではありません。これかも業者がバタバタと倒れ、不動産の投売りになる。200万円、300万円引きは当たり前で、中には500〜600万円下がる物件も出てきます。多くの人にとって、値下げ額が減税額を上回るのです。焦る必要はありません」(荻原博子氏=前出)
まやかしの経済対策に踊らされるとバカを見る。
(日刊ゲンダイ 2008/11/05 掲載)
念の為、付け加えますと、これから住宅を買おうという人のためです。ローン支払い中の方は適用外です。
この先どうなるのか分からないのに、借金させようという政策です。
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